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1.2.8 メディアに対する代替 (収録済)
ナレーションや会話、効果音、視覚的な描写などを含む 収録済みの映像・音声メディア(同期メディア)に対して、そのメディアで提供されるすべての情報を網羅した「テキストによる代替情報」を提供すること。
目次
要点
目的
映像や音声を利用できないユーザーにも、同等の情報を提供する
形式
HTML、PDF、Wordなどで読めるテキスト形式のスクリプトや説明文書
含むべき要素
- セリフやナレーション
- 効果音や背景音の意味
- 映像内の動き・表情・重要な視覚的要素の説明
具体例
ある会社紹介映像の例
動画:社長が登場し、会社の理念について語る。背景には製造現場の様子やテロップが映る。
メディアに対する代替(全文テキストの例)
[映像開始]
社長がスーツ姿で登場。後ろには会社のロゴが映る。
社長:「私たちは、環境と調和した化学技術で、未来を創造します。」
(映像:製造現場のスタッフが笑顔で作業している様子)
ナレーション:「多木化学は100年以上の歴史を持ち、国内外で多様な事業を展開しています。」
(テロップ:『創業1914年 従業員数:1200名』)
・・・
→ このように、音声+映像両方の情報を網羅したテキストを作成します。
利点
視覚・聴覚障害者支援
動画を「見られない」「聞こえない」ユーザーにとって、情報の完全な取得が可能になる
低帯域・オフライン環境
ネット環境が不十分な場所でも、内容を把握可能(例:災害時の避難案内動画の代替など)
検索性・翻訳性の向上
テキストデータは検索エンジンにインデックスされやすく、多言語展開もしやすい
ユーザーの選択肢拡大
動画よりテキストを好むユーザーにも対応でき、ユニバーサルなUXが実現する
公共調達対応
政府・自治体との取引などで求められる高レベルのアクセシビリティ基準を満たせる
実装のヒント
- テキストは動画と同一ページ内に折りたたみで設置するか、別リンクで提供(例:「この動画の全文はこちら」)
- 既存の字幕・音声解説データを元に、テキスト版スクリプトを自動生成+編集するフローも構築可能
最終更新日:2025年11月21日
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