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1.4.4 テキストのサイズ変更
アクセシビリティ達成基準 1.4.4「テキストのサイズ変更」(WCAG 2.2 / レベルAA)は、利用者が支援技術やブラウザのズーム機能を使ってテキストを拡大しても、情報の損失や機能の破綻が起こらないことを求めています。
目次
要件
利用者が最大200%までテキストを拡大しても、下記条件で閲覧・操作できること。
- 支援技術を使用しない(例:ブラウザのズーム機能など)
- コンテンツや機能の損失がない
- 水平方向のスクロールが不要
具体例
| 状況 | 達成基準に適合しているか |
|---|---|
| テキストを200%まで拡大しても、レイアウトがリフローして読みやすい | 適合 |
| 拡大すると文字が重なったり切れたりする | 不適合 |
| 拡大で横スクロールが必要になる(スマホビュー以外) | 不適合 |
| 画像化された文字は拡大してもぼやける | 不適合(※1.4.5にも関係) |
利点
弱視者への配慮
拡大して読むユーザーでも操作が可能
ストレス軽減
レイアウトが崩れないことで読みやすさ向上
法規対応
JIS X 8341-3:2016の要件にも合致
達成のための設計ポイント
- em / rem 単位のフォント指定(px固定は避ける)
- レイアウトに flex や grid を使い、リフローしやすく
- コンテナの幅に応じて文字が折り返す設計にする
- 画像化された文字を使わない(代替テキストではなくCSS+HTMLで実装)
検証方法
- ブラウザズーム:ChromeやEdgeで「Ctrl + +」で200%に拡大
- 「設定」→「拡大率」で200%にして、レイアウトや文字の重なり、操作性を確認
- スクリーンリーダーとの併用で、可読性と操作性の両面を検証
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